キャラクター大辞典

たまごっちは、1996年11月23日にバンダイから発売され、97年を中心に社会現象になるほど爆発的な人気を誇ったキーチェーンゲームである。名称の由来は「たまご（Tamago）」と「ウオッチ（Watch）」の合成で、英語ではTamagotchiと表記する。

注意：以降の文章には作品の内容に関する記述が含まれます。

目次

1 概要
2 キャラクター

2.1 第二期（赤たま・ケーたま）

2.1.1 幼児期
2.1.2 反抗期
2.1.3 思春期
2.1.4 産卵期
2.1.5 老後

2.2 第一期

2.2.1 ベビーっち
2.2.2 こどもっち
2.2.3 アダルトっち
2.2.4 隠れたまごっち

3 姉妹品
4 ブーム期の現象

4.1 第1次ブーム（1997年）
4.2 第2次ブーム（2004年-）

5 たまごっち関連の曲
6 漫画
7 関連項目
8 外部リンク

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概要
画面の中に登場する「たまごっち」と呼ばれるキャラクターにえさを与えたり、糞掃除をしたり、「たまごっち」と遊んだりしながら育てていく。こまめにコミュニケーションをとっていれば機嫌がいいが、えさをやり忘れたり、糞掃除が滞ったりすると機嫌が悪くなり、最悪の場合には死ぬこともある。こうして育てていくと、ある程度時間が経てば「おやじっち」や「にょろっち」など、様々なキャラクターに変身する。どのキャラクターになるかは、キャラクターのその時の体重や機嫌によるようだ。その他、名称の由来どおり、単なる時計としても利用できる。1997年、ノーベル賞のパロディ的な賞であるイグノーベル賞（経済学賞）を受賞した。

キャラクター
たまごっちは、ばんぞー博士が拾った小さなUFOの中から発見された、たまごっち星生まれの地球外生命体という設定である。ただし第二期からは、その設定はない。

第二期（赤たま・ケーたま）

幼児期

ぷちっち　おじっちとおトキっちの子供は必ずなる
しろぷちっち
はーとっち　おじっちとおトキっちの子供は必ずなる
しろはーとっち

反抗期

ひとでっち　1世代目は必ずなる
くりぼっち　2世代目からなる
ちぇりっち　赤たま　1世代目は必ずなる

思春期

りんごっち　1世代目は必ずなる
いちごっち　3世代目から出る。
やんぐまめっち　奇数世代　ひとでっち、ちぇりっちからは出ない。
にかっち　偶数世代
ひなっち　奇数世代
やんぐおやじっち　4世代目から出る。
とまっち　赤たま　偶数世代
だるまっち　赤たま　奇数世代

産卵期

りぼっち　奇数世代　赤たま
ふらわっち　奇数世代
まめっち　偶数世代
めめっち　奇数世代
くちぱっち　偶数世代
でばっち　奇数世代
どろっち　偶数世代
てんぐっち　偶数世代　　赤たま
ござるっち　奇数世代
くろこっち　偶数世代
うーるっち　くろこっちからわたをつかう
おやじっち　おじっちとおトキっちの子供しかならない

老後

おじっち　オス
おトキっち　メス

第一期

ベビーっち

ベビっち（たまごっち）
まるっち（たまごっち）
しろベビっち（新種発見）
とんまるっち（新種発見）
おばけっち2号（てんしっち）
まるてん（てんしっち）
くりっち（オスっちメスっち・レベル1）
もひたまっち（オスっちメスっち・レベル1）
ツブっち（オスっちメスっち・レベル2）
テレっち（オスっちメスっち・レベル2）
カクっち（オスっちメスっち・レベル2）
ヒュルっち（オスっちメスっち・レベル2）
プチっち（オスっちメスっち・レベル2）
カレーパンっち（オスっちメスっち・レベル2）
プチチョコっち（オスっちメスっち・レベル3）
みずたまっち（オスっちメスっち・レベル3）
プチテレっち（オスっちメスっち・レベル4）
ハルっち（オスっちメスっち・レベル4）
ベビモっち（森で発見）
イモっち（森で発見）
プランクトっち（海で発見）
くらげっち（海で発見）
チカチカベビっち（やさたまごっち）
ほっぺっち（やさたまごっち）

こどもっち

たまっち（たまごっち）
くちたまっち（たまごっち）
とんがりっち（新種発見）
はしたまっち（新種発見）
こどてん（てんしっち）
たこてん（てんしっち）
おぼっち（オスっちメスっち・レベル1）
おじょっち（オスっちメスっち・レベル1）
はわいのっち（オスっちメスっち・レベル1）
はわいこっち（オスっちメスっち・レベル1）
ヒコっち（オスっちメスっち・レベル2）
ユーホっち（オスっちメスっち・レベル2）
モリっち（オスっちメスっち・レベル2）
モルっち（オスっちメスっち・レベル2）
ピロリロっち（オスっちメスっち・レベル2）
ピロリンっち（オスっちメスっち・レベル2）
プロペラっち（オスっちメスっち・レベル3）
パタパっち（オスっちメスっち・レベル3）
クリぼっち（オスっちメスっち・レベル4）
ピュキっち（オスっちメスっち・レベル4）
オトトっち（海で発見）
きんぎょっち（海で発見）
めるへっち（やさたまごっち）
まるまゆっち（やさたまごっち）

アダルトっち

くちぱっち（たまごっち）
ますくっち（たまごっち）
ぎんじろっち（たまごっち）
たらこっち（たまごっち）
まめっち（たまごっち）
にょろっち（たまごっち）
みみっち（新種発見）
ポチっち（新種発見）
ズキっち（新種発見）
はしぞーっち（新種発見）
たこっち（新種発見）
くさっち（新種発見）
くりてん（てんしっち）
ぎんじろてんし（てんしっち）
ぷくてん（てんしっち）
たらてん（てんしっち）
おやじてんし（てんしっち）
ぴょんちっち（オスっちメスっち・レベル1）
ぴょんこっち（オスっちメスっち・レベル1）
キウイっち（オスっちメスっち・レベル1）
キコっち（オスっちメスっち・レベル1）
ブンブっち（オスっちメスっち・レベル1）
ブンコっち（オスっちメスっち・レベル1）
メガっち（オスっちメスっち・レベル1）
ガンコっち（オスっちメスっち・レベル1）
ヒラっち（オスっちメスっち・レベル2）
ピラっち（オスっちメスっち・レベル2）
まるみみっち（オスっちメスっち・レベル2）
みみこっち（オスっちメスっち・レベル2）
ビルオっち（オスっちメスっち・レベル2）
ビルコっち（オスっちメスっち・レベル2）
カブっち（オスっちメスっち・レベル3）
ピポっち（オスっちメスっち・レベル3）
ちょまめっち（オスっちメスっち・レベル4）
ちょヒメっち（オスっちメスっち・レベル4）
コガネっち（森で発見）
てんとっち（森で発見）
ちょびタマっち（森で発見）
みのっち（森で発見）
ムシばっち（森で発見）
ゲジっち（森で発見）
フンコロガっち（森で発見）
ケロぴょんっち（海で発見）
たいやきっち（海で発見）
かいっち（海で発見）
くじらっち（海で発見）
あしぎょっち（海で発見）
おしゃまっち（やさたまごっち）
やさまめっち（やさたまごっち）
たまべえっち（やさたまごっち）
パンたろっち（やさたまごっち）
やさぎんじろっち（やさたまごっち）
かぶとおやじっち（やさたまごっち）
ミシェルっち（やさたまごっち）

隠れたまごっち

おやじっち（たまごっち）
せきとりっち（新種発見）
にゃっち（新種発見）
チャリっち（新種発見）
ふたごてんし（てんしっち）
おとのてん（てんしっち）
さぼてんし（てんしっち）
ラッキーウンチくん（てんしっち）
ぱぱらっち(ケーたま、赤たま)

姉妹品

たまぴっち（PHS）
モスラのたまごっち（モスラを育てる）
サンタクロっちのたまごっち（サンタクロースのたまごっちを育てる）
であい発見！！あるこっち
玉緒っち（中村玉緒を育てる）
ポケットビスケッタ（ポケットビスケッツを育てる）
ゲームで発見!!たまごっち（ゲームボーイ）
ゲームで発見!! たまごっち2（ゲームボーイ）
64で発見!!たまごっちみんなでたまごっちワールド（NINTENDO64）
ゲームで発見!たまごっちオスっちとメスっち（ゲームボーイ）
セガサターンで発見たまごっちパーク（セガサターン）
星で発見!!たまごっち（プレイステーション）
たまごっちのプチプチおみせっち（ニンテンドーDS）

たまごっちCD-ROM（Windows）

更に「ニュータマゴウオッチ」「スマートチック」などといった海賊版も多数出回った。

ブーム期の現象

第1次ブーム（1997年）
たまごっちは、当初10代の女性、特に女子高生をメインターゲットとして発売されたが、当時の女子高生ブームにのったマスコミの煽りによって異常人気となった。ブームが過熱し品薄状態が続くと、一個数万円で取引されるようになったり、「人気維持のために出荷制限をしている」という噂が流れた。これに対しバンダイは大増産を行ったが、数ヵ月後にはブームが沈静化、不良在庫の山を抱えることとなった。ブームの頃はちょうど日本でインターネットが個人の趣味として一般家庭に普及し始めた時期であったので、インターネット上に非公式のたまごっちサイトが次々と誕生した。その一部は現在でも残っている。
日本以外に、アメリカやアジア各国でも大流行し、アメリカ人気ドラマERにも登場するほどであった。発売元のバンダイによれば、これらのたまごっちシリーズは国内外で4000万個を販売したという。
1997年7月12日に公開された東映アニメフェアで、アニメーション映画『たまごっちホントのはなし』が上映された。

第2次ブーム（2004年-）
2004年3月20日に「かえってきたたまごっちプラス」、同年11月23日に「祝ケータイかいツー!たまごっちプラス」が発売された。かつてのブームほどではなかったが、初代のたまごっちを知らない小学生を中心に受け入れられ、国内外での売上個数は1年で650万個を超えた。2005年7月現在は、再び小学生を中心に大ブームが到来している。ケーたまを求める子供に応えるべく、親も必死になり、発売当日は長蛇の列。開店前には品切れになることも常である。そんな人気に目を付けて、ヤフオクなどインターネットオークションでは倍以上の値段が付けられることもしばしば。
前回のブームではまだ日本ではインターネットオークションが普及しておらず、個人売買が一般的でなかったが、インターネットオークションが普及した現在、転売目的での購入者も増え、一層供給不足を招いていることも否めない。

たまごっち関連の曲

あっちむいてどっちむいてたまごっち（KYOKO Sound Laboratory & 小林亜星）
愛はたまごの中に（KYOKO Sound Laboratory & 小林亜星）
アイのきもち（miyuki）
大きくなりたい（chihiro）
たまごっちフリーク（diezel from JPS）
Tamagotchi（Daze/デンマーク）※アルバム「SUPER HEROES」に収録、ただし日本発売盤ではTakanutchiに差し替えられている
レッツゴー（ピキピキ5）※映画「たまごっちホントのはなし」テーマ曲
ちきゅうはたまごっち?!（歌手名未公表）※「たまごっちのプチプチおみせっち」テーマ曲

漫画

『だいすき?たまごっち』りっち
『だいすきLOVE?LOVEたまごっち』りっち
『まんがで発見たまごっち爆笑4コマ劇場』後藤英貴
『みんなでたまごっち』あべさより
『GOGO! たまたま・たまごっち』ヤスコーン
『未確認ギャグ生命体たまごっち!』立川史

関連項目

ちびたまごっち

外部リンク

たまごっち開発者、横井さんへのインタビュー（イノベーティブ・ワン）
ネットで発見！たまごっち

出展：Wikipedia
ライセンス：GFDL

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